踵骨ロッキングプレートIII

踵骨は、7 つの足根骨の中で最大であり、足の後ろ下部に位置し、かかと (足のかかと) を形成します。

踵骨骨折は比較的まれで、全骨折の 1% ～ 2% を占めますが、長期的な障害につながる可能性があるため重要です。重度の踵骨骨折の最も一般的なメカニズムは、高所から落下した後の足の軸方向の荷重です。踵骨骨折は、関節外骨折と関節内骨折の 2 つのカテゴリーに分類できます。多くの場合、関節外骨折の方が評価と治療が容易です。踵骨骨折患者は複数の併発損傷を患っていることが多く、患者を評価する際にはこの可能性を考慮することが重要です

踵骨内側表面の皮下軟組織は厚く、骨表面は円弧状の窪みとなっています。中央の1/3には平らな突起があり、これが負荷距離の突起です
皮質は厚くて硬いです。三角筋靱帯は距骨突起に付着しており、距骨突起は舟状足底靱帯（ばね靱帯）に付着しています。踵骨の内側には血管神経束が通っている